執筆者: オキリョウ
最終更新: 2021/03/08
こんにちは、オキリョウと申します!
私はプログラミング言語のひとつである「Kotlin」に非常に思い入れがあります。
最初に作ったアプリはKotlinで書きましたし、Qiitaに書いた記事も全部Kotlinが絡んでいます。
そこで、そんなKotlinを2回に分けて布教批評していきたいと思います。何番煎じだという感じですが、自分なりの目線で書くので読んでいってください。
今回はKotlinを勉強するメリットについて書いていきたいと思います。
Kotlinの文法の特徴として簡潔に、分かりやすく書けるというものがあります。以下のコードを見てください。
fun main(){
for(i in 1..20){
when{
i % 15 == 0 -> println("FizzBuzz")
i % 3 == 0 -> println("Fizz")
i % 5 == 0 -> println("Buzz")
else -> println(i)
}
}
}
よくあるFizzBuzz問題の回答をKotlinで書いてみました。どうですか?簡潔で美しく感じませんか?
このコードも見てください
fun match(data1: String, data2:String?): String{
data2?.let{ it ->
return if(data1 == it){
"Match"
}else{
"Not Match"
}
}
return "data2 is null"
}
こちらは2つのデータが同じかどうかを確認する関数ですね。また、片方の引数はnullableです。
そもそもKotlinはnull安全を採用しているので、いちいちnullかどうかで処理を書く苦労を減らすことが出来ます。また、nullチェックをするときでも2行目のように書いてやればスマートに書けます。
Return文もKotlinならではの書き方です。Kotlinのifはそれ自体が式なので、このように書いてやるだけできっちり処理してくれます。
こんな感じでKotlinを使うことでかなりスマートに書くことが出来ます。他にもスマートに書くための様々な文法があります。ぜひ一度調べてみてください。
ちなみに私はdata classが一番気に入っています。
Kotlinなら何でも書けます。マジで何でも書けます。
KotlinはAndroidアプリしか書けないと考えている人もいるでしょう。しかし、そうではありません。
バックエンドからフロントエンド、デスクトップ用のアプリ、さらにはIOSアプリまで書くことが出来ます。
一つ勉強すれば全部書くことが出来るというのは結構魅了的なことだと思いませんか?
こう、Kotlinと言われるとかわいらしい感じがしますよね?それだけで勉強していく価値は十分にあります。
ちなみにKotlinというのはフィンランド語で「やかん」の意味ですので、小鳥とは全く関係ありません。が、公式が用意しているKotlin例題集「Kotlin Koans」は、日本語の「公案」から来ているそうです。親しみがわきますね!
↑昔のロゴ
Kotlinを使うことで、スマートなプログラムを簡単に書くことが出来ます。また、Kotlinであればできないことはほぼありません。
ちなみにですが、聞いた話によるとAndroid開発者は人材不足らしいです。つまりKotlinを勉強しておけば就職にも優位に働くかもしれません。
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