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ハーフブリッジ回路ができるまで その2

執筆者: 2D

最終更新: 3/5/2021

2.ディスクリート化(~300kHz)

市販のICでは高速化に限界があると思い、ディスクリート部品でハーフブリッジ回路を組むことに。この頃はSEPPなどを知らなかったものだから、エミッタ接地のC1815トランジスタに付けたコレクタ負荷から信号を取り出してFETを駆動させていた。

こんなものでも100kHzの壁を超えることができた。とはいえ、単にトランジスタに100kHz以上の信号を入れるだけでは動作しない。これは少数キャリアの蓄積効果によるものであり、C1815なら大体1kHz以上で動作しなくなる。解決策は簡単で、ダンパ抵抗に並列にpFのコンデンサを入れるだけ。これをスピードアップコンデンサと言い、信号の立ち上がり時には瞬間的にCのインピーダンスが0になり、高速にベースへ電荷を注入できる。また、立ち下がり時にはCによってベース電位が負となり、高速に電荷を引き抜くことができる。容量はごく小さなもので良いのだが、私は何故か1000pFを入れていた。
 
しかし、依然として500kHzには届かない。まだまだ改善が必要だ。

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