執筆者: кемо
最終更新: 2024/04/08
「よく分からないけど何かしたい」「なんかそれっぽいことしたい」
そんな情報系初心者に割とオススメのことがLinuxOSを導入することです.
本記事では「LinuxOSって何?」「そもそもOSって何?」「Ubuntuとは?」
そんな感じのことを気分で解説します.
OSは”Operating System”の略で,パソコンやアプリを動かす基礎となるソフトウェアのことです.つまり,コンピューターそのものを動かすためのソフトです.
有名なものとしてはパソコンではWindows・macOS・ChromeOS,スマホではAndroidやiOSなどがあります.
また,OSはWindowsとUnixの二つに大きく分かれており,UnixはさらにSystemV系,Linux系,BSD系の3つに分かれています.
まあ,詳しく説明すると長くなるのでここらへんでやめておきます.(責任逃れ)
初心者はその程度の認識でも大丈夫です.
LinuxはUnixから派生したOSの一つであり,フリーかつオープンなことが大きな特徴です.非営利・営利に関わらず誰でも自由に使用・修正・頒布することができるということです.(Wikipediaコピペ)
LinuxシステムはAndroidOSをはじめ,多くの家電製品,ゲーム機に使われているためほとんどの人が知らずにお世話になっています.
やっと本題に入ります.
UbuntuはLinux系OSの1つであるDebianを母体とするOSです.開発目標は「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」であり,そのため写真編集ツールやインターネットブラウザ,ゲームなども同梱されています.
もちろんフリーで提供されています.
さらに,要求される性能がかなり低いのでクソ性能でも普通に動きます.
公式URL:https://ubuntu.com/
JP公式URL:https://jp.ubuntu.com/
さて,このURLから公式サイトにとび,ダウンロード画面に行くとなにやら数字(バージョン)が同じでも”Server”や”Desktop”,”LTS”のような文字列の差異があります.
(ちなみにDesktop版の初期の背景はバージョンによって違います.クラゲだったりカバだったり...)
これらについて説明します.
Desktop版はみんながよく知っているソフトのアイコンが並ぶホーム画面があります.ブラウザやゲームが同梱されているのもこれです.
Server版は無駄な機能をそぎ落とし,サーバー(つまり24時間稼働する)向けになっています.Desktop版よりさらに要求される性能が下がっており,コンソール(ターミナル)で操作します.
なんか文字列がたくさん出てきて,コマンドを打つアレのことです.
LTSは”Long Terms Support”の略で通常版よりサポート期間が長いことを意味します.通常版はサポート期間が最低9か月なのにたいして,LTS版は最低5年のサポートが確約されています.
このサポートは不具合の修正のことで,バグやセキュリティの欠陥などが対策されます.
長期の運用をする際には重要な点です.
適当なパソコンを用意してください.(Windows推奨)
最悪,もとのデータが吹き飛ぶので普段使いしているやつはアウト.
使っていないノートPCでもいいし,ミニPCを買うのもありです.
そしてUSBメモリ(中身なし),メインで使うPC
これくらいあればOKです.
次はインストールメディアを作ります.
これはOSをPCに入れるのに必要なものだと思ってください.
まず公式サイトに跳んで右上のダウンロードをクリック,ダウウンロードページに跳びます.
前述のいくつかの種類が出てきますが,今回はDesktopかつLTSの最新版をダウンロードします.
次にRufusをダウンロードします.インストールメディア作成に必要なソフトです.
ダウンロードの一番上のexeファイルをダウンロード.
Rufusを起動すると次のようなウィンドウがでます.
ブートの種類の右の選択から先ほどダウンロードしたUbuntuのisoを選びましょう.
そして操作しているPCに用意したUSBメモリを接続して,デバイスからこのUSBを選択.
※ここで操作中のPCのドライブを選択しているとPCが臨終する恐れがあります
設定はそのままでOK.
念のため選択してるドライブとisoを確認しておきましょう.
Ubuntuを導入したいPCに先ほどのUSBメモリを接続します.
このPCを起動してBIOSを開きます.
(BIOSの起動方法はメーカーによって違うので"メーカー名+BIOS"とかで検索してください)
起動(Boot)の欄から既存の設定をUSB HDDに変更します.
そして保存して終了(Save and Exit)を押します.
PCが再起動されるとUbuntuのインストールが始まるはずです.
いろいろ設定を聞いてくると思うので,全部やってください(適当)
お疲れ様でした.
私も疲れたのでここで記事は終わりです.