執筆者: しげ
最終更新: 2021/03/16
*この記事に書いてあることを実施した結果,生じた損害などに関して一切責任を負いかねます.自己責任で実施してください.
高速スタートアップは,Windows 8.1から搭載されるようになったWindowsをより高速に起動するための機能です.HDDドライブが起動ドライブに設定されている場合に,OS起動が高速化される機能で,起動を速くするためにシャットダウン時にメモリやCPUなどの状態を保存しています.高速で起動できる代わりに規格の古い周辺機器が認識されなかったり,BIOSなどの設定変更を行ったあとにパソコンが正常に起動しなかったりする場合があります(参考:NEC LAVIE公式サイトより).
特にSSDドライブを起動ドライブにしている場合は効果が薄くなるため,わざわざ利用するほどの価値はありません.むしろトラブルの温床で,急にOSがクラッシュする原因になることがあります.
SurfaceなどはSSDドライブを搭載しているので,あらかじめこの機能を無効化して,トラブルを避けましょう.もちろん,安定性より高速起動を重視したい方は,有効のままでもいいと思います.
ちなみに,シャットダウンは遅くなります(画面が暗転してシャットダウンしているように見えますが,ハードウェアが動作し続けています).
まずWindowsキーとRキーを同時押しします.すると
ファイル名を指定して実行という項目が表示されるので,「control」と入力して実行します.
コントロールパネルが開きます.
右上の検索ボックスに「電源」と入力して検索します.
「コンピューターを閉じるときの動作の変更」を開きます.
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします.
「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します.
変更を保存して閉じます.これで適用完了です.
以上,安定性を脅かす高速スタートアップに関する話でした~.
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