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30秒ドローイングをほぼ一ヶ月やってみた結果

執筆者: 米

最終更新: 2026/01/14

はじめに

世の中には漠然と「絵が上手くなりたいなぁ……」と考える人が多いように思われます。私もそのうちの一人です。今回の記事ではタイトルの通り、イラスト上達法の一つである30秒ドローイングをほぼ1ヶ月続けた結果を紹介します。

30秒ドローイングとは

一般的に30秒ドローイングとは、POSEMANIACSといったサイトを参考にして短い時間で次々と人体を描くことにより、早く人体を描けるようにする練習のことを指します。30秒に限らず15秒などより短い時間や、逆に60秒や120秒などの長い時間で描くこともあります。

使ったサイト

30秒ドローイングは先ほど例にあげたPOSEMANIACSがよく使われている印象がありますが、私は途中から別のサイトを使い始めたのでそれも紹介します。

POSEMANIACS

30秒ドローイングといったら真っ先に挙げられるであろう有名なサイトです。無料です。日本語で設定もしやすいと思います。3D人体モデルの画像が出るのでそれを参考にします。筋肉剥き出しモデルなので怖いと思う人もいるかも?

Line of Action

正確にいえば有料の部分もあるらしいのですが、自分は無料の部分しか使ってません。英語のサイトですが、Google翻訳を使えば大体読めます。裸体または服を着た人体の写真を参考にします。30秒からで、15秒を設定できないのが少しさみしい。

Croquis Cafe

個人的におすすめしたいサイトです。が、有料で1年分を払わされるので財布にダメージが来ます。覚悟を決めて頑張りたい人向けです。こちらも実際の人体の写真を参考にします。FastSketch(30秒ドローイングのこと)の条件を細かく設定できるのと、それ以外のコンテンツもあるのでお気に入り。

使ってる道具

次に私が30秒ドローイングを行う際に使ってる道具を紹介します。

クロッキー帳

最初はスケッチブックを使っていたのですが、2冊目からはクロッキーブックを使っています。この練習法はとにかくいっぱい描くのでページ数が多いクロッキーブックの方が向いてるかなぁと思います。

描くもの

最初はボールペンを使ってましたが、途中で鉛筆に変えました。下の画像からわかるように、3Bの鉛筆をいちばん使っています。鉛筆のほうが強弱を付けやすいと思います。実際に強弱をつけて描けているわけではない。

デッサンメイトという鉛筆削りで大まかに削ったあとカッターでさらに尖らせています。

iPad

サイトの画像をデカく写すのに使ってます。

実際に描くときはこんな感じです。

続けたらどうなるか?

長々とした前置きはここらへんで終わりとして、実際に私が描いたものを順繰りに紹介していきます。

Day 1

まずはここから。何事も始めなければ何も続きません。というわけで、ドン!

うん…なんかね……。なんとか耐えて続けましょう。実際にやってみるとわかるのですが、60秒でも人体を綺麗に描くのは無理があると思います……

Day 8

とりあえず一週間分くらいやりました。三日坊主を乗り越えましょう。どうなるのかというと…

ちょっとマシになった? 一週間ぐらいじゃ人は成長できませんね。このあたりからクイックポーズデッサンという本を読み始めたのですが、ぎこちないです。まだまだ頑張って続けましょう。

Day 11

ちょいちょい休んでますが10日間続けることができましたね。割とすごいと思います(自画自賛)。

ちょっとそれっぽくなってきました。この日からPOSEMANIACSからLine of Actionで描くようになりました。私の考えとしては、3Dモデルよりかは写真の方が効果あると思います。3Dモデルでは実際の筋肉の膨らみなどを表現するのが難しいためです。本当は生で人体観察してみたいですけど、美術系でもないのでそんな機会は中々ありません……

Day 20

結構頑張って続けられてきたな…と思う頃です。本の知識も活かせるようになってきたと思います。元旦になった瞬間にCroquis Cafeに課金しました。覚悟の年?

それっぽくなってきました。この辺りになると、短い線を大量に描くのではなく、人体の曲線を描くような一本の長い曲線を引くことへだいぶ意識が向けられるようになってきたと思います。

Day 25

記事を書く前に描いたものです。ほやほやです。

だいぶそれっぽい気がする。 まだバランスが怪しい部分がありますが、Day 1と比べると上達しました。描くのが楽しいからって女性ばっか描いてるのよくないですよ。

よかったこと

まず感じたのは、人体を描くハードルが下がったことです。前までは「全身描くのつらい…」と思っていましたが、「まぁ資料あれば描けるやろ!」くらいにはなりました。また、心なしか自分で描いた体が前より柔らかくなった気がします。あと、自分の努力が可視化されて絵を描くモチベーションもかなり上がりました。下の画像はDay11からDay25までに描いたページの量になります。こういうのってバカにできないんだなぁと思いました。

課題

まず一番先にこれから気をつけるなら体のバランスだと思いました。足だけ先に描いたり、頭から先に描いたりするとバランスが崩れがちになるので胴体部分を意識して描かないといけませんね…。あとは60秒より長い時間で描くときは陰影をつけられるようにしたいです。陰影を描くことによってより"人体らしさ"を表現できるようになると思います。あとは人体クロッキーという本の知識を活かせるようになりたいです。この本、難易度高すぎる……

最後に

巷では「意味ない」と噂されることもある30秒ドローイングですが、私はそうでもないと考えます。ただ、やはり練習は目的あってこそなので、その目的もなくダラダラやり続けてきたらそりゃ効果ないだろと思います。描き終わった後にここがこうなってしまってるから明日はこうしてみようと、毎回反省することでようやく練習になると感じます。すごく堅苦しいことを書いてしまいましたが、ブランクがあってもいいのでリラックスして描き続けることが大事です。あなたも30秒ドローイングをやってみませんか? ここまでご覧いただきありがとうございました。

これって本当に”電子計算機”研究会の記事なんですか?

取得に失敗しました

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