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2020年度 入部

FF

Blenderなど触ります。

自己紹介

3Dとかイラストとかmadとかいろいろ手を出してるけど、さして上達はしてない人です。

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デザイン/グラフィック Polygon
デザイン/グラフィック

3Dプリンターでフィギュア作りたい

こんにちは、FFです! せっかく部室に3Dプリンターがあるのでフィギュアとか作りたいですよね。 うちの部活には言十(こと)ちゃんという公式キャラクターがいるので、その子の2頭身フィギュアを作っていきます。 たのしみ~ 3Dモデリング 3Dモデリングをしていきます。3Dデータはそこらへんから拾ってきてもいいんですが、せっかくなので自分で作りたいですよね。 三面図を書いていきましょう。 クリスタで対象定規使いながら書きました。本家の言十ちゃんと全然似てない…本当はもっと可愛いので見てね。 これを元にblenderでモデリングしていきます。 できました! モデリングのやり方とか話し始めたらキリがないので割愛します。 これくらいだったら、初心者でもすぐできるようになると思います。電算研には高スペックなPCもあるし優しく教えてくれる先輩もいるので、入部しましょう! 塗装したいので4つに分割しました。ダボもちゃんとつけてます。 3Dプリンターで出力 作った3DデータをXYZprintに持っていってセッティングします。設定は先輩が書いてくれた資料を見ながらやります。感謝感謝。 PCでのセッティングが終わるとデータが3Dプリンターに送られます。 プリント時間は今回のフィギュア(体長10㎝くらい)だと9時間くらいかかりました。部活終わりにセッティングして、次の日に取りに来るのがよさそう。 ちなみに部室にある3Dプリンターは熱溶解積層方式という、熱で溶かした樹脂を一層一層積み上げる方式のものです。ほかの方式と比べて扱いやすい代わりに、細かな造形はできなかったりします。 9時間待ってできたものがこちらです。今回は塗装がしたいので白にしましたが、カートリッジを交換すれば黒も緑も赤も作れます。 表面処理 出来上がった造形物は、ガタガタになってたりバリがあったりしてるので、綺麗にしていきましょう。 やすりやデザインナイフで余分な部分を削り取っていきます。(右下にあるのはエポキシパテで、欠けた部分を埋めるのに使いますが、この後のアセトン処理で溶けるので今のタイミングでは使えません。) 金属やすり以外は私物です。 ある程度綺麗になったら、アセトンで表面処理を行います。 ポリエチレン容器にアセトンをしみ込ませたキッチンタオルを敷き詰めてその上にアルミホイルを被せます。造形物に刷毛でアセトンを塗ってアルミホイルの上に置いたら、ふたを閉めて1時間半から2時間待ち、容器から造形物を取り出して乾燥させます。 アセトンはニトリル手袋貫通するらしいんですが、付けないよりはマシだろうと思って付けました。本当は多層手袋を使った方が良いそうです。 上が表面処理したもので、下が処理してないものです。上のほうが光沢がはっきりしているのが分かります。 熱溶解積層方式では樹脂を一層一層積み上げていくので細かい筋が入ってしまいます。そこでアセトンを使って表面を溶かすことで滑らかにします。 とりあえずできた部品を仮組みしました。かわいい~。 塗装 塗装作業に移ります。ここで出てくるものは全部私物だし、作業場所も実家です。あしからず。 また表面処理です。フィギュアは表面処理が命。 気に食わない部分にパテを盛ったりヤスリで削ったりして満足のいく形にしていきます。 形が整ってきたらサーフェイサーというスプレーを吹きかけてさらに表面を滑らかにしていきます。サーフェイサーを吹くことで表面の凸凹が見えやすくなります。 サフを吹く→やすりがけ→サフを吹く→やすりがけ→… を満足いくまで繰り返します。 表面処理が終われば塗装に移ります。基本的にフィギュアはラッカー塗料で塗装を行います。ラッカー塗料は他の塗料と比べて食いつきが良く、すぐ乾く代わりにかなり有毒です。塗装ブース必須。換気も忘れずにやりましょう。 こういう感じでエアスプレーで塗っては乾かして塗り重ねていきます。 猫に邪魔されつつも… ラッカー塗料での塗装ができました! 次は顔を描いていきましょう。 顔の塗装にはエナメル塗料を使います。 エナメル塗料の溶剤はラッカーを溶かしません。そのため、ラッカーの下地に影響を与えることなく、顔の塗装ができるというわけです。 原寸大に印刷した設計図をよく見ながら描いていきます。 顔を描いて、各パーツをくっつけて、髪飾りのシールを貼ると… できました! 失敗も多いですが、おおむね満足です。やっぱり自分で作ったものは可愛く見えちゃいますね。 みなさんも3Dプリンターで好きなキャラクターを作ってみましょう!

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美少女に憑依したい!!!

こんにちは。FFです。 突然ですが、美少女になりたくないですか?誰しもが美少女になりたいと思っているはずです。 ということで美少女に憑依してみようと思います。 作戦はこうです。 お絵描きソフトとLive2dを使用して美少女を生成する。→Vtube studioを使って美少女に憑依する。 簡単そうですね!やっていきましょう!!! 衣装デザインの案出しと下書きの作製 oucrc公式キャラの言十ちゃんをお借りしました。青グラデかわいい。せっかくなので衣装デザインを考えてみます。 実は、数日前3Dモデル用の衣装デザインを考えていました。電算研のキャラクターということで、サイバーな感じを目指しました。ロゴの髪飾りとUSBのネックレス、白パーカーの要素は残して、ソシャゲキャラっぽく。電子の海を泳いでそうな感じ。 前回のデザインは「非存在」という感じだったので、今回は等身大の女の子感を目指していきたいと思います。 デザイン案を描きましょう! 素体を描いて、ラフを描いて、色を置いてみて…。 できました! 前回と同じく、髪飾りとネックレス、白パーカーの要素を残して、今回は学園モノのヒロインっぽい感じに!(大学のサークルのキャラなのに高校生?って言われたけど無視しました。) 今回はアイドルマスターシャイニーカラーズっぽい絵柄を目指して描きました。シャニマスの絵柄は万人受けするイメージがあります。 案出しだけのつもりだったんですが、迷いなく描けちゃったのでそのまま下書きとして使っちゃいましょう! 余談:サイズは縦6559px横3217pxで解像度が350dpiです。いつも描いてる4倍くらいデカい。今更知ったのですが、解像度は色付きなら350dpiモノクロなら600dpiが良いそうです。今まで600でカラー絵描いて潰れまくってました...。もっと早く知りたかった...。 2Dモデル用イラストの作製 2Dモデルは体のパーツを分割して、それぞれを別個に動かすことで、目をつむったり横を向いたりしているように見せています。 パーツを分割して描くため、全体のバランスを見ながら描くことが難しく、丁寧な下書きが必要です。(とはいってもハイライトとかはさぼっちゃいましたが…。) ここまでくると「お絵描き」ではなく「作業」なのですが、心を無にして取り組みましょう。これも美少女に憑依するため…! ということです完成です!!!4日かかりました!誰だ!簡単そうって言ったやつは!!! 分割して描くのが想像以上に大変で時間かかっちゃいました。パーツ分け考えたり、見えないところまで塗ったり、線画と色のレイヤーをひとまとめにしなきゃいけなかったりするのがめんどくさいことこの上なかったですね。この後美少女に憑依できると思えばモーマンタイですけど! ちなみにパーツ分けはこのように行なっています。前髪は束ごとに分割するのが主流ですが、初めてなのでこんなもんで許してもらいましょう。 Live2d で動きを付ける 今までのは所詮準備段階。いよいよここからが本番です! 今回使用するLive2dはトライアルで42日間有料版と同じ機能が無料で使えちゃいます。一応フリー版もあるのですが、レイヤー数が決まっているので初心者には管理し辛いんですよね。 本当はこういうのを丁寧に解説するべきなのでしょうけど、あまりにも作業が膨大すぎて無理です。みなさん!Live2d作りたいならディープブリザード先生のLive2d解説を見ましょう。すごく分かりやすかったのであるぞ...! 【初心者必見】はじめてのLive2D①【基礎知識&目・口の動き】/ ディープブリザード - YouTube リンク張るだけではなんなので、やったことをざっくり書いていきます。 Live2dでの基本的な作業は、パーツごとにワープデフォーマを作成→パラメータに登録→ワープデフォーマの頂点を移動させてキーごとに形状を作成です。 下の画像は前髪のワープデフォーマの例。 パラメータっていうのはこれです。丸いぼってんをキーといいます。それぞれのキーに形状を設定することで中間の部分を自動生成して滑らかに動かしてくれます。 目玉(4キー)、目の開閉(2キー)、口の開閉(11キー)、眉の上下(4キー)、顔の傾き(2キー)、顔の方向(8キー)、呼吸(2キー)の設定を行います。特に顔の傾きや方向を変形させるときは、顔パーツと上半身の体パーツを全て変形する必要があったので時間がかかりました。 これらの設定が終わったら物理演算設定に入ります。髪やネックレス、服などを自然に動かすための作業です。難しそうな字面ですが、揺れのパラメータとキーを設定して物理演算出力に追加するだけなので楽勝です。 反省点は、髪の毛のハイライトの描き込みが足りなかったことですね。基本状態なら隠れて見えないところでも変形させると見えてしまうので裏側までしっかりと描き込む必要がありました。後でハイライトを描きこんだ画像を差し替えたので大丈夫でしたけど、修正ってテンション下がりますよね…。 Vtube studio で動かしてみよう! では早速、steamからVtube studioをダウンロードしてきましょう!Webカメラで表情をトラッキングしてLive2dモデルに反映させてくれるアプリです。無料版だとアイコンが表示されるので実用を考えているなら有料版を買ったほうがいいらしい。(私はお布施として有料版を買ったので、アイコンの表示が無いです。) モデルの導入、カメラ設定など終わらせて…。 できました!!! (動画の張り方分からなかったのでTwitterのリンク貼っときます→https://twitter.com/FF65402159/status/1430500101391224839?s=20) やっぱり自分で作ったものが動くと感動しますね。みなさんも自分の好きなキャラクターに憑依してみてください!

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