執筆者: ふぉ
最終更新: 2021/09/10
おやすみなさい。自称ギャルです。
前回OUCRCの公式キャラクターを描いたよという記事を出したのですが、その時の余談のつもりで用意していた「デジタルイラストを布教する」という内容が本編に比べて余りにも膨大で話の趣旨が逸れてしまったので、記事を分割することにしました。
公式キャラクターのデザインもそうなのですが、部の活動で絵を描くという機会はちょこちょこあります。しかし絵を描ける人材が現在はあまりいないようで、今のところ絵に関する記事は基本的にあまりありません。アタシ悲しいよ。ということで「全人類よかったらお絵描きしませんか?楽しいですよ!!!さぁ描け!!!!!!!」という気持ちでこの記事をお届けします。読者の皆様には多大なるご迷惑をおかけします。
あんまデッサンとかそういうのちゃんと勉強してないので人体描くのはかなり苦手です。というかそもそもTwitterのアイコンを自分で描けるようになりたいなって思って絵を描き始めたのでマジで顔しか描けません。とある部員の方がすごい人体描くのに役に立ちそうな本を部室に置いてくれてるので今度ちゃんと読みます、許して。
2020年の大学祭で公開した音楽ゲーム「Vivace」より、そちらに収録されている自作曲「九尾」のジャケットです。
ロゴのデザインもやってます。(あと宣伝ですがYouTubeに動画があるので良かったらこのページの右上にある私のプロフィールからどうぞ)
これは先日記事にもしましたが、彼女(概念)のRemokoです。
という感じで、普段はだいたいこんな感じの絵を描いています。ちょっと練習すればこれぐらいなら描けるようになるよ、だからさ、絵、描こっか。
読者の各位にはお絵描きをぜひ始めてほしいと言ったので、作業環境について触れていきます。
普段の作業スタイルですが、自宅ではデスクトップPCに、外出先ではSurfaceにペンタブレット(通称ペンタブ)を接続して絵を描いています。(というのもSurface Pro 6のタッチパネルは絵を描くには精度が微妙なので……)
ペンタブ購入以前はスマホで指を使って絵を描いていたため、スマホと違って画面に直接触れて描くものではないペンタブの独特の操作感に慣れるまでには少々時間がかかりましたが、慣れてしまえばかなり楽で使いやすいものでした。液晶画面に直接ペンで描き込める通称「液タブ」はその点かなり操作性が素直なのですが、一般に液タブはペンタブに比べて高価なため、まずはあまりお金をかけず手軽にデジタル絵を始めたいという場合はペンタブの方が良いのではないでしょうか。
大雑把な使用感ですが、表面に少しザラザラしたような加工が施してあるので紙に描いているときに近い感触で描けます。私がそうだったのですが、紙だとまぁまぁ描けるけどスマホ+指だとつるつるして描きにくいと感じている方にとってはこれがかなりの強みになるのではないかと思います。
私が使用しているペンタブレットはワコムのIntuos Draw(CTL-490)です。見た目はこんな感じです。
確か私が高校生の頃に中古で購入したものです。新品だと9000円ちょいしますが、これは状態がかなり良いにもかかわらず6000円弱だったように記憶しています。当時高校でメチャクチャ絵が上手かった(今も私より断然上手い)友人がワコム製のペンタブを推していたのでこれにしました。
このIntuos Drawは左上と右上にそれぞれ2つずつ、合計4つのキーがついているのですが、私は現在左上の2つにCtrl+Z、Ctrl+Yを割り当てています。何度も線を引いては消し引いては消し、良い線が引けたら次の線を引くというガチャのリセマラみたいな描き方をしているので、Ctrl+ZやCtrl+Yをペンタブのキー1つで実行できるのは便利です。ちなみに右上の2つに割り当てるキーボードショートカットは現在募集中です。
サイズ感はかなりコンパクトなため手を動かせる範囲は狭く、画面の拡大縮小をガンガン使用して細かい部分を描いていく感じになります。ただしコンパクトなぶん気軽に持ち運びができる点で便利なので、正直このあたりの評価は人によるかと思います。
ちなみにOUCRCの部室にも最近新品のペンタブがやってきました。それに関しては別で記事が上がっていますが、こちらも1万円しないお手頃なモデルなのでこれからデジタル絵を描くぞという方におすすめできるんじゃないかなぁと思います。部員の方はぜひ、そうでない方も部室の見学ついでにぜひ、触ってみてはどうでしょうか。
ここからはOUCRCイラスト勢による過去の活動内容を紹介します。
かの病原体が大流行する以前は毎年コミケに参加していたのですが、その際には部の活動内容をまとめた部誌を頒布していました。この部誌では表紙の絵を部員の誰かが担当して描くことになっています。また、大学祭では学内の教室の1つを部として借り切って展示を行うのですが、2019年の大学祭では絵が描ける部員数名で下描き、線画、塗りを分担して絵を描き上げるリレー企画を行い、完成した絵をポストカードとして頒布するという展示を行いました。
このほか、コミケで頒布するCDのデザインや、部員が作ったゲームのキャラクターの絵など、実はイラスト勢が活躍する場面というのは探せばかなりあります。だからさ、私と一緒にお絵描きしようよ、楽しいよ、お絵描き。
デジタルイラストって実はスマホ+指でも描けるし、ペンタブを買えばもうそれだけで十分な作業環境が整っちゃうという意味で、実は初期投資がそこまで高くつかない気軽に始められる創作活動の一つです。興味があればぜひ手を出してみてほしいと思います。そういうところがオーディオ環境やらDAWやら音源やらと色々出費要素があるし出費額もキリがないDTMとは大違い。
↑これは忘れてください。部内のDTM勢に怒られるし何なら私もガッツリDTM勢なので今後DTMの記事を書くときにだいぶ困ります。
いいですか、忘れてください。
今日覚えて帰ってほしいのは、デジタルイラストってそんなに敷居が高い趣味じゃないんだよってことです。だからさ、絵、描こっか。
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